組立式超大口径推進管


- 組立式超大口径推進管は、上下に2分割できる推進管で、内径3500mm~5000mmまで対応可能な製品です。主に下水管路、雨水貯留管、道路のアンダーパス等で使用されます。
- 従来の推進管は、道路交通法の制限上内径3000mmまでが運搬できる限界でしたが、分割することによって、運搬上の高さ制限をクリアしています。
- シールド工法と比較して、推進延長が短い場合には大きな経済的メリットが見込まれます。また工期の短縮も可能となります。
- 管の組立は、接合面にアクリル樹脂を塗布したのち、コッタ―締結(くさびの嵌入)にて上下の部材を連結します。コッター締結用の専用ジャッキと専用ポンプ以外は、一般の工具を使用して組立することが可能です。(ジャッキとポンプはリース形式です。)鋼製カラーの接合は、溶接およびボルトによるプレート接合を併用します。
- 水密性能は、0.2MPaまで対応しています。
超大口径推進管の緒寸法
| 内 径 | 管 厚 | 有効長 |
| 3500 | 275 | 2300 |
| 4000 | 300 | |
| 4500 | 350 | 2500 |
| 5000 | 400 |
組立手順

①接合面接着剤塗布

②上部材建込み

③接合面コッター締結

④カラー部溶接接合

⑤カラー部溶接完了

⑥カラー部接続プレート取付

⑦カラー部塗装

⑧ゴムリング取付後完成


