新丸山ダム建設工事において3Dプリンター による埋設型枠を製作しプレキャスト擁壁を製造・納入
2024年12月4日
株式会社大林組(社長:蓮輪賢治)と日本ヒューム株式会社(社長:増渕智之)は、「ロボットアームを活用したプレキャストコンクリート製品の自動化製造技術の共同研究開発」の一環として、国土交通省中部地方整備局発注工事の仮設備において、3Dプリンターによる埋設型枠を製造し、コーナー部分のプレキャスト擁壁を製造、納入いたしました。 (1)工事概要 施 主:国土交通省中部地方整備局 新丸山ダム工事事務所 元 請:大林・大本・市川特定建設工事共同企業体 件 名:令和2年度 新丸山ダム本体建設第1期工事 目 的:自動化製造技術の研究開発と現場での省人化・省力化 明 細:仮設備のコーナー擁壁3基(1基4ブロック現場接合) (2)3Dプリンターによるプレキャスト擁壁の特徴 一般的なプレキャスト製品は、鋼製型枠により製作し 、鋼製型枠の製作期間やその損料が製品代として加わります。 今回、3Dプリンターで製作した埋設型枠を利用することで鋼製型枠の製作期間の短縮と 鋼製型枠費を圧縮 することができました。 (3)施工状況写真