ウェルマン貯留槽

ウェルマン貯留槽


 

都市型内水氾濫イメージ

特徴


土地の確保が難しい都市部において、縦スペースを利用することで狭陰地でも一時貯留が可能です。
 
ピンポイント貯留が可能
・狭陰地及び近接施工が可能
・ピンポイント貯留施設のご提供が可能

半年で内水氾濫対策完了
・中小規模(1,500~2,000mmりの貯留が可能
・プレキャスト製品の圧入方式により工期短縮

貯留施設へのパッケージ化
・昇降設備、堆砂ます、排水ポンプ、
 脱臭設備等の貯留施設に必要な設備ー式のご提案

PCウェル工法


 

PCウェル工法とは、工場製作した鉄筋コンクリート造の単体ブロックを、施工地点にて接続・一体化し、内部をハンマグラブなどにより掘削・排土しながら、グランドアンカーなどを反力として圧入・沈設する工法です。

PCウェルの構造には、プレストレスコンクリート構造体(PC構造体)とプレキャストプレストレスト鉄筋コンクリート構造体(PPRC構造体)の2種類があります。

設計は、「道路橋示方書Ⅳ下部構造編」等の関連基準に従って杭基礎またはケーソン基礎として行います。

PCウェルが適用できる構造物には、橋梁下部構造(基礎と橋脚)、擁壁、工場施設、建築物、人工地盤などの基礎構造をはじめ、人孔・立坑やポンプ井等の内空を利用する地中構造物などがあります。外径1.6mから8.0m程度までの構造物に利用され、大深度(実績75m)の施工も可能です。昭和43年に橋梁基礎の実用化されて以来、2500基を超える実績があります。

施工法は圧入式オープンケーソン工法に分類され、プレキャスト構造物を沈設する工法であるため、施工精度、品質確保が容易であり、現場工程の短縮、狭隘現場での施工が可能な工法です。また、施工時の周辺地盤の乱れが少ないことから、既設構造物に近接して施工するケースに採用されることが多くあります。

ウェルマン


 

ウェルマンは、PCウェル工法により構築される人孔・立坑のことです。
PCウェルの規格品とは寸法が異なり、内径を基準値としています。内径2.0~4.0mまで規格化され、最大内径7.6mまで採用実績があります。
構築は次の手順で行います。プレキャストブロックをポストテンション方式で1ブロック毎にプレストレスを導入しながら圧入により沈設します。刃先部が所定の深さに到達したら、先端部に底版(水中)コンクリートを打設します。 内部を水替えした後、中間床版、ステップ等を施工して人孔が完成します。

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