ボックスカルバート
ボックスカルバートは、下水や雨水を流す管路、道路、歩道、貯水槽、防火水槽、共同溝、雨水浸透など様々な用途に使用されています。 工場において製造管理を行うため品質が安定しています。また、現場打ちに比べて工期の短縮が可能です。当社が取り扱っている製品には次のようなものがあります。
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PCボックスカルバート
アンボンドPC鋼棒を使用したポストテンション方式のプレストレストコンクリート構造のボックスカルバートです。ひび割れの発生を許容しないので、鋼材腐食の心配がなく水密性、耐久性に優れています。 また、鉄筋コンクリート構造と比較して部材厚が薄く、掘削土量の低減、軽量化による施工機械の軽減、施工性の向上が図れる等経済性に優れています。
PRCボックスカルバート(HTCボックスカルバート)
高強度コンクリートと高張力異形鉄筋を使用し、頂版・底版部材に配置したPC鋼材をポストテンション方式によりわずかなプレストレスを導入し、高い靱性とひび割れの制御と復元性を有するプレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)構造のボックスカルバートです。
構造物として求められる水密性や耐久性に適合した設計が可能となるほか、限界状態設計法にも対応しています。
製品・工事の写真(PCボックスカルバート)
函館市 PCボックスカルバート | JR郡山 2分割PCボックスカルバート |
土浦イオンS.C 2分割PCボックスカルバート |
ビッグボックス
大断面化を可能としたボックスカルバートで、分割されたプレキャスト部材を現地で組み立て、インバート部(底版部)を現場打ちコンクリートで築造する構造物です。 アンダーパス(道路・水路)、本線トンネル(道路・鉄道)、ボックス型橋梁、地下河川・貯水池、共同溝等に利用ができます。 |
製品・工事の写真(ビックボックス)
福島県トライアングルハイウェイ、W11000×H5700 |
IBボックスカルバート
『IB10タイプ』は、従来のボックスカルバートをそのまま使用した通常敷設型の耐震性プレキャストボックスカルバートです。継手部の差し口には耐震性ゴムリング、受け口にコーナーパッドを取り付けることで継手部に耐震性能をもたせ、標準製品を利用していることから経済的な対応が可能となります。
(財)下水道新技術推進機構建設技術審査証明を取得しています。
【継手部性能】 抜け出し量:10mm 屈曲角:0.19~0.68° |
『IB50タイプ』は、長尺化した継手差し口に耐震性ゴムリング、受け口にはコーナーパッドを取り付けた高い変位追従性を有する通常敷設型を基本とした耐震性プレキャストボックスカルバートです。
標準製品を利用した曲線施工性能を有し、抜け出し防止金具(オプション)を設けることで設計値を上回る抜け出しの抑制も可能となっています。
(財)下水道新技術推進機構建設技術審査証明を取得しています。
【継手部性能】 抜け出し量:50mm 屈曲角:0.51~3.33° |
『IB50Rタイプ』は、継手形状を長尺化させ差し口に耐震性ゴムリングを埋め込み製作した、高い変位追従性を有する通常敷型を基本とした耐震性プレキャストボックスカルバートです。 標準製品を利用した曲線施工性能を有し、抜出し防止金具(オプション)を設けることで設計値を上回る抜け出しの抑制も可能となっております。(財)下水道新技術推進機構建設技術審査証明を取得しています。
【継手部性能】 抜け出し量:50mm 屈曲角:0.51~3.33° |
製品の写真(IBボックスカルバート)
可とうボックスカルバート
プレキャストボックスカルバートの縦締め工法での管渠構築工法において、製品に可とうゴムと鋼製カラーを内蔵させた一体成形型のボックスカルバートです。管路計画において重要な幹線における耐震性管路や不同沈下が予測されるような地盤に利用できます。 継手部に内蔵する可とうゴムの種類により、A・B・Cの3タイプがあり、耐震設計や地盤性状等により使い分けができます。 |
製品・工事の写真(可とうボックスカルバート)
江別市 可とうボックスカルバート(2連) |
浸透ボックスカルバート
道路下に埋設される下水道、水路用ボックスカルバートに浸透孔を設け、雨水を地下に浸透させる機能を付加したプレキャストボックスカルバートです。 ≪雨水地下浸透処理の効果≫ 【雨水の地下浸透による環境保全】 【土地の利用効率の向上】 関連サイト |
製品の写真(浸透ボックスカルバート)
製品 |