総合コンクリート、主義 日本ヒューム株式会社

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INTERVIEW

社員インタビュー

お客様に喜ばれるモノづくりで利益を上げることこそ工場の使命

中途入社  三重工場長  S.M

 現在の主な業務を教えてください 
 工場長として一つの事業署を任されています。利益を上げること、良い品質を提供することも必要ですが、それが全てではありません。工場も社会の一員であり、企業活動を通して社会に貢献する必要があります。その責任を果たすために、お客様に喜ばれるモノづくりで利益を上げることこそ工場の使命であり、そうしたモノづくりができるよう、工場所属員と協同して日々製造現場と向き合っております。

 最も印象に残った仕事内容を教えてください 
 お客様から頂いた一言、"ありがとう"の言葉が大変印象に残っています。土木分野においてSC杭を用いる場合、杭体内に杭頭補強筋を配置することが必要となり、補強筋を露出するために杭頭カットオフ作業が必要となります。そこで、杭体内に中間板を設置することで、従来のコンクリートはつり作業を省略することができます。私の工場として初めて納めることになり、営業・工場で何度も製造方法を検討した上で対応しました。実際に施工現場に出向き、お客様から"楽に作業ができたよ、ありがとう"と生の声で聞き嬉しかったことを思い出します。

 仕事のやりがいは何でしょうか 
 従業員が笑顔で働いている姿を見るのは嬉しいことです。働きやすい職場環境を整えると、全員の笑顔を見られるようになります。その瞬間は、工場長として嬉しいものです。また、工場の立地や環境によっては、近隣のゴミ拾いなど業務外のボランティア作業をすることがあります。そういう時にも積極的に参加すると、全員に笑顔の輪が広がり、「良い仲間に恵まれた」と感じます。

 当社に入社した動機を教えてください 
 同業でもあったヒューム管専門メーカーからの転職組です。現在でもシェアNo.1であり続けている日本初の下水管メーカーが日本ヒュームです。同業他社からはパイオニア的存在としてみられ、その技術力、展開力は他社の追従を許さないものであり、そのような高いレベルの中で、自身の経験を生かしながら、さらに会社を発展させたいと思い転職する決心をしました。

 実際に入社し、どのような印象ですか 
 "なんぼでもやってみなはれ やらなわからしまへんで" こんな印象でしょうか。前職がヒューム管専門メーカーであったため、当然この分野での生産管理と思っていましたが、時の上司から、杭の生産管理をやったらどうかと提案されました。杭に関する経験はありませんでしたので色々と失敗を繰り返しましたが、今となってはその上司に感謝したいと思います。あの一言でまた成長できたと思います。

 どのような雰囲気の職場ですか 
 「良い事はどんどん取り入れて改善していこう」という社風なので、良いところを伸ばし、悪い事はすぐに改善できる体制にあります。工場単体だけではなく、本社・支社とも情報共有できる体制になっているため、全社員が一丸となって目標達成に向かいやすい会社です。

 日本ヒュームらしさを感じる時は、どのような時でしょうか 
 基礎事業、下水道関連事業、太陽光発電・不動産事業と多岐にわたる分野を網羅するのが日本ヒュームです。社会基盤の整備をすべて展開することができる、蓄積された優れた技術力に裏打ちされた総合コンクリートメーカーこそが、日本ヒュームらしさだと思います。

 今後の目標を教えてください 
 モノづくりは人が担い手です。経営資源の中で最も大切にしなければならないのは「人」です。少子高齢化で就業構造が変化し若年労働者が減少するため、近い将来、モノをつくりたくてもつくる人がいないという事態になることを危惧しています。そのためには次世代に伝承し強化する技術・技能を見極めることが必要で、今からその準備を行わなければなりません。当社を社会的に存在価値のある企業として、未来永劫に存続し、成長し、発展させるために、若年層の育成と省人化生産工場の実現に向けて尽力していきます。