NEWS RELEASE 2017.12.25
高速道路の横断水路をプレキャスト化し工期短縮
西日本高速道路株式会社が発注した湯浅御坊道路 鳥松山トンネル工事に於いて、PRCボックスカルバートを納入しました。元々、現場打ちにて発注されていた水路ボックスの現場でしたが、工期短縮を図る為に設計変更を行い、本製品が採用されました。
この工事は、観光地・海水浴場へ向かう車両の混雑による渋滞が問題視されている湯浅御坊道路の4車線化工事の一環です。
施工エリアの規制期間が短い中、工期短縮が図れるプレキャストボックスカルバートが選出されました。現場打ちでの施工に比べて、約1週間の工期短縮を実現しております。
i-Constructionの方針の一部である、プレキャスト製品が注目されてきています。本現場では全体工期以外に個別のエリアでの工期設定があり、施工期間の短縮が必要となっておりました。時代の潮流に沿ったプレキャスト製品を導入したことで、お客様の要望通り工期短縮につなげております。当社担当部分の施工は、延長L=17.5m 9基、合計1.5日間で完了しました(現場打ちに比べておおよそ1週間の短縮です)。
[現場概要]
名称 :湯浅御坊道路 鳥松山トンネル工事
施工場所:和歌山県広川町
発注者 :西日本高速道路株式会社
製品仕様:PRCボックスカルバート
1000×2000×2000
設置延長 L=17.5m
工事期間:平成29年8月
※ボックスカルバート工事期間のみ